まだ若いなあ

 教職課程の社会科教育法でお世話になった奥富敬之先生の新刊が、たまたま書店に出ていたのでぱらぱら見ていたら、1年ほど前に亡くなられていたことが分かった。
 初回の授業のときに「私は出席を重視します。今から出席簿をまわすので、正の字を3つ書いておいてください」って言っていたなあ。
 単に楽勝なだけではなく、苗字や名前の由来、暦の読み方など、日本史の基本的な事項を具体的な話を踏まえて話されていて、興味深い内容だった。今でもノートは大事に保管してある。
 まだ70才前後のはずで、大河ドラマの監修をはじめ、いろいろと残されていたお仕事はあったはず。天国でさらなる研究に勤しんでおられることだと思う。ご冥福を祈りたい。